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平成30年度 中国支部総会と講演会 2018年05月18日(金)23時47分

平成30年度 中国支部総会と講演会

日時 平成30民4月15日(日)13:00~17:00
場所 JMSアステールプラザ 大会義室A (広島市中区加古町4-17)

講演会 「地域における洋楽の導入」
講師  松本 憲治先生 (作曲・演出家)

 本年度も昨年と同じ会場で総会を開催致しました。総会参加者30名、委任状57通、総会開催の成立となりました。初めに三浦副支部長より開会の辞、物故者の藤井平八会員(平成29年7月29日ご逝去)の黙祷がありました。藤井会員は長く委員として支部の活動に貢献されて今でもにこやかな笑顔が思い出されます。引き続きまして岩本支部長、内海理事の挨拶、永年功労者表彰に小鍛冶剣氏、藤永具視氏のお二人のご紹介、藤永氏の表彰がありました。

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 議長団選出がありこの度は、議長宝井会員、副議長井上会員、書記一(はじめ)会員により、平成29年度活動報告、役員会選挙、新役員紹介、平成30年度事業計画、などが滞りなく進行し行われました。

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 《講演会》 地方(日本)における〈洋楽導入〉について
  講師 松本 憲治先生

はじめに・・・「ぎんのすず」ピアノ発見
1)「洋楽」とは
2)「国策」としての洋画家導入
  ・「古代」からの音楽への姿勢
3)日本近代の洋楽導入の経緯
  ・洋楽導入として「唱歌」を作った人
4)幕末~明治初頭の賛美歌の流行
5)唱歌「故郷」の分析
6)幕末~明治初頭の廣島
  ・西洋リズムの導入期・7音音階の導入期・近代廣島の洋楽関係者
  ・「赤い鳥」「金の船」、戦後の「ぎんのすず」まで

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松本先生は、広島のあらゆるステージでお名前を聞くことができるくらい活動の幅が広く、多くの企画に合わせた作曲をされて演出家としても評価が高い音楽家です。今回の地域において洋楽がどのような形で受け入れられてきたのか、また歴史を通して小さな頃聴きなれた唱歌がどのような仕組みだったのか、講演を聞いているととても理解しやすく、地元で活躍していた音楽家の当時の様子が絵に浮かぶように楽しく聞かせていただきました。
時間が足りないのが本当に惜しいのですが、またお聴きする機会を楽しみにしたいと思いました。
                 (広報委員)

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中国支部「若い音楽家のためのコンサート」 2018年05月18日(金)23時37分

 「若い音楽家のためのコンサート」
日時    平成30年4月3日(火)開演18:00 
場所   広島県民文化センター

ご出演者  

古谷まりさん
杉田沙織さん
木村紗綾さん
宇多村美希さん
坂本文香さん
梶田法子さん
(演奏順)

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 去年に続きまして今年も広島市を拠点に「若い音楽家のためのコンサート」が開催されました。今年はピアノ演奏5人とヴァイオリン1人の6組の演奏会となり華やかでフレッシュなコンサートになりました。特に話題の映画「羊と鋼の森」が全国6月8日に封切りを迎えるのでポスターを掲示したり、調律師協会のパネルはロビーに展示してピアノ調律師協会のアピールに一役買っていました。
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 ホール会場では会員のスタッフにより、演奏者の楽屋準備、リハーサルの状況、アナウンスの確認・・・それぞれの役割は着々と行われて無事本番を迎えました。開場でのお客様の受付、お花お預かり、ピアノ相談所などスムーズな対応になりました。演奏は皆さん質の高いコンサートになり温かい拍手をいただきました。終演後の懇親会もご出演者の方々は打ち解けて、これからそれぞれの道へ進まれたことと思います。
                 (広報委員)

日本ピアノ調律師協会