- あのドイツ人医師シーボルトが持ち込んだ1819年イギリスWm.Rolfe&Son's製のスクウェアピアノが現存する日本最古のピアノです。このピアノはシーボルトが帰国の際に、当時親交のあった萩藩四代当主、義比(よしかず)に寄贈したもので、その後、豪商熊谷家の屋敷に展示、現在は、山口県萩市の熊谷美術館が所蔵しています。このピアノは1955年頃に現代のピアノに使われている鋼鉄製の弦を使うなどして修理が行われたために、ピアノ本体がゆがんでしまいました。今回、(社)日本ピアノ調律師協会では、シーボルトのピアノの歴史的価値を踏まえて、再度、当時実際に使われていた軟鉄製の弦に張り替えるなどして、当時のやわらかい音色を蘇らせます。
- シーボルトはピアノを弾くだけでなく、作曲なども行った記録があり、直筆の楽譜も残っています。これらの貴重な資料も楽器フェアではご覧いただけるように準備中です。


