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   なるために
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ピアノ の構造を大きく分けると、打弦機構、弦および響板、ボディーなど になります。 打弦機構とは、鍵盤およびピアノをひく人の指の動きをハンマーの動きに変える機構(アクション)などを指しています。 調律を行うときは、まず第49鍵目 のAの音のキーをたたきます。 そして、一般的に440ヘルツ と定められているチューニングフォーク(音叉)のAの音と完全に合わせるために、弦をチューニングハンマーという道具で締めたり緩めたりして、調律します。

この作業は調律師の耳だけが頼りなので、耳をよくすませて、微妙な音の違いがなくなり、二つの音が同調するまで作業を進めます。

音が完全に合うと、弦と音叉の音のウナリが消えて、澄んだ音になります。 こうなれば、第49鍵目の調律は終わりです。 同様にして、1オクターブ下の第37鍵目のAを合わせます。 この二つのAの音を基本ピッチと呼びます。

これを基準の音として、いくつかの鍵を同時にたたいて和音をつくり、 一音一音の音程を確認しながら、すべての弦の音の高さが正しい調和の取れた音になっているかどうか、アクションやハンマーの機能が正しく作動しているかどうかを調べ、整調・整音の作業に移っていきます。

この他今日では、防音・騒音防止についての相談にのったり、 温度管理や湿度管理についても、ピアノの使用者に助言をします。

たんに調律するだけの技術に限って言うならば、音程の正確さを視覚的に表示する オシロスコープストロボスコープ、デジタルチューナーなどの機器を使えば、多少ピアノの機構などを勉強している人であれば、多くの人が出来るかもしれません。

しかし使用者に楽器の保守や管理について、十分に啓蒙できるようになるには、 長い習熟と経験が必要であり、最低でも5年程度の実務経験を要します。 こうして演奏者が最良のコンディションのピアノをひけるようにするのが、 調律師に与えられた責務と言えるでしょう。


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