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信越支部 ミニ研修会報告   2020年02月24日(月)21時42分

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〇日時   令和2年2月13日木曜日
〇会場   ヒオキ楽器 長野東センター
〇講師   鶴田圭寿氏
『アンドロイドは調律師を電脳化するか? パート2中音域』
〇参加者  19名


昨年の台風19号災害の為、延期されていたミニ研修会を行いました。鶴田氏のミニ研修会は信越支部では3回目で、今回は調律(割振)の数字的な理解を掘り下げる形で行われました。

テイラーの公式やハーモニクス、純正律、平均律、よく使うテスト音程以外に長6度、長10度の利用法、等々を各自電卓を用いながら計算を行いました。前回も用いられたピアノの音を倍音ごとに分解(もしくは数音に分けて)して聞けるアプリ等も使いました。

作業的なものとしては割振から2オクターブまでの基音を各自が一音づつリレーで調律して、全体のバランスをみて割振の箇所でどこか一ヶ所だけ修正するとしたらどうするかといった考察等も行いました。

また、おまけ的ですが調律師の体力維持の為の効果的な体操も行いました。

ミニ研修会はテーマを変えながら継続して行って行く予定ですので、またのご参加をお待ちしてます。参加者の皆様お疲れ様でした。

JPTA信越支部
研修部長 宮沢基一


日本ピアノ調律師協会